SAHO UEDA
上田 紗帆
本店営業第二部
異なる個性に寄り添い、
多角的に信用組合の経営を支える
全信組連を選んだ理由
「何でもできる」という中央機関の魅力に惹かれて

高校時代、将来やりたいことが特に決まっていなかった私は、「就職に強い資格を取ろう」という安直な考えで、大学の会計ガバナンス学科を選びました。簿記やFPといった資格取得に力を入れている学科で、在学中にこれらの資格を取得し、会計・金融の基礎知識を学びました。
大学の授業で信用組合の存在を知り、その役割に共感しました。決め手となったのは、業務の幅広さです。銀行や信用組合だと営業や融資業務を中心にキャリアを築くケースが多い一方で、全信組連なら資産運用、システム、国際業務など、様々な部署を経験できる。やりたいことが明確でなかった私にとって、選択肢の多さは大きな魅力でした。最終的には大学の先輩や教授にも相談し、背中を押してもらって入会を決めました。
仕事内容
関東甲信地区の4組合を担当、それぞれ異なる個性に向き合う

私が所属する本店営業第二部は、関東甲信地区の信用組合22組合をサポートしています。私はそのうち4組合を担当しており、それぞれが全く異なる個性を持っています。
個人や地域の中小事業者を主な組合員とする「地域組合」、特定の職域に属する組合員を対象とする「職域組合」、営業地区が複数県にまたがる「広域組合」など、組織の形態も組合員の構成も様々です。当然、抱えている課題も違います。
例えば、ある地域組合では「預金基盤の確保」という課題がある一方、ある職域組合では「組合員の特性に合った商品・サービスの提供」といった課題があります。それぞれの組合の特性を理解し、最適なサポートを行うことが私たちの役割です。
具体的な業務は大きく3つ。毎月各組合からモニタリング資料をもらい、預金・貸出金・有価証券の運用状況などを分析し、組合訪問によるヒアリングを行う「経営実態の把握」。組合から寄せられる業務運営全般に関する照会事項に対し、他組合の成功事例の紹介や改善案を提案する「照会対応」。そして、国庫金や歳入金などの事務について、日本銀行と信用組合の間に入って指導・サポートを行う「国庫事務指導」です。定期的に各組合を訪問し、経営状況をヒアリングしながら、必要に応じてアドバイスを行っています。
仕事のやりがい、難しさ
現場の悩みに寄り添う提案。
信用組合の支えが地域の笑顔に繋がる

信用組合の現場には、人手不足や業務の多忙さなど、日々さまざまな悩みがあります。
私たちの仕事は、そうした声に丁寧に耳を傾け、それぞれの組合の状況に合った支援を考えることです。
例えば、業務負担が大きく、本来注力したい営業活動に十分な時間を割けていないという悩みを聞くこともあります。その際には、業務の進め方を見直すだけでなく、他の信組で実際に成果が出た取組みを紹介しながら、外部サービスの活用も含めた効率化の選択肢を提案するなど、現場に寄り添うことを心がけています。
すぐに成果が見える仕事ばかりではありませんが、後日訪問した際に「相談してよかった」といった言葉をいただけると、信用組合をサポートする仕事の意義を実感します。
全信組連の仕事は、各信組の組合員の方と直接接するわけではありません。それでも、信用組合の経営や現場をサポートすることで、その先にいる組合員の方々や地域の中小企業、地域社会に貢献できる。その実感が、私の大きなやりがいになっています。
社会人になる皆さんへのメッセージ
周囲に焦らず、自分が納得できる選択を

就職活動では、周りの状況が気になって焦ることもあると思います。でも、自分のペースを大切にしてください。皆さんが自分らしく働ける場所と出会えることを願っています。
とある1日の流れ
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8:50
始業
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9:00
メール確認、担当組合の状況チェック
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10:00
担当組合への経営サポート資料作成
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11:30
ランチ
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13:00
信用組合からの照会対応
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14:30
信用組合訪問(月に数回)
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16:00
国庫事務関連の確認・指導
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17:10
終業